私は住宅購入するなら、木造住宅がいいと考えています。
今回は木造住宅のメリット・デメリットを中心に伝えていきたいと思います。
木造住宅とは
建材を木材にした住宅のことです。
日本の風土にあった、古くから日本で用いられている建造方法で、日本の戸建て住宅のほとんどが木造住宅です。
木造住宅の木材の種類は、ヒノキ・ケヤキ・杉が多く用いられます。
ヒノキは耐水性・調湿効果・害虫に強い、ケヤキは耐久性・非常に硬く強靭・木目が美しい、スギは柔らかく加工性に優れている、など、木材の特性はさまざまです。特に費用は木材の種類によって違います。
また、木材の種類だけでなく加工方法により、無垢材と集成材の2種類あります。

メリット建築費用が抑えられる
1、コストを抑えられる
木造住宅は、鉄骨造と比べ材料費が低い種類がある・構造体が軽いため基礎工事費が低い、こういったことからコストを抑えられます。
ただ、木材の種類によって費用は全然違うので、種類は住宅メーカーと話すことが大事です。
2、調湿効果がある
木は伐採された後も生きています。湿度が高まると湿気を吸い、乾燥すると吐き出します。
この点が特に日本の風土に適しています。
3、断熱性に優れている
鉄骨造は熱伝導率が高く、鉄骨造に比べると木造は断熱性が高いです。
4、リラックス効果・愛着
日本の風土に合った木造住宅は調湿効果で快適にするだけでなく、香りや視覚による癒し効果があります。
また天然の木材は時間と共に、表情が変わり美しさを増し、愛着が増すはずです。
自然素材に囲まれることによって、落ち着きのある、リラックス空間になるでしょう。
デメリット
1、耐用年数が低い
一般的に自然素材の木造住宅は耐用年数が短いとされています。
しかし、近年の建物の性能が上がっていること、定期的なメンテナンス、住み方次第で対策は十分可能です。
メンテナンスの回数が鉄骨造より多くなることはデメリットです。
2、職人の腕でかなり左右される
木材は現場で最終的に調整、加工されます。そのため現場の職人の腕前に左右され、仕上がりにばらつきが生じやすいのが特徴です。
住宅メーカーと話し、信頼できる職人選びが大事になります。
3、シロアリ被害
鉄と比べて、天然の木材がシロアリ被害を受けやすいことは想像しやすいでしょう。
施行時に害虫対策をすること、定期的にメンテナンスすることが重要です。
火災は?地震は?
現在の建築技術では、木造住宅でも工法、構造方法によって耐震性を高めることができます。
燃えやすいと思われる木材ですが、熱伝導率は低く、厚みのある木材は表面の炭化に留まります。

まとめ
私はヒノキの木造住宅を見学会で、実際に見に行ったことがあるのですが、とても良い匂いがして、入った瞬間、ヒノキの住宅を建てる!と思ってしまうくらいでした。
毎日過ごす場所なので快適に過ごせる家がいいですよね。
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